ヘレン・ケラーの著作、2冊
一時期、参考にならないかと
障害を抱えた人の著作を読んでいた時期がある。
その時にヘレン・ケラーの著作も読んだ。
ヘレンケラーといえば視覚、聴覚、言語障害の3重苦を
背負いながら世界中で障がい者の啓蒙活動を
されたこともあって有名な社会活動家だ。
1937年(昭和12年)岩橋武夫(日本ライトハウス館長)
からの来日要請を受け、
3か月半に渡り日本各地を訪問されている。
そんなわけで個人的には勝手にご縁を感じており、
何か読める著作はないかと
AMAZONで探してみたところ、
2冊見つかった。
”ヘレン・ケラー自伝”
”私の宗教”
邦訳された著作があり、
合わせて読んで欲しい2冊です。
特に興味深いのが
”私の宗教: ヘレン・ケラー、スウェーデンボルグを語る”
人生を生き抜いた人にはよき理解者の存在はもちろんのこと
精神的な支えとなるもの。
信念、思想、価値観、死生観、信仰など人によっては
どう呼ぶかはわからないが家を支える大黒柱のような
そういったものがあると思っている。
そういったものが知りたくて手に取った本も多い。
そういう意味ではこの本は当たりだった。
なるほど、
この人の内面にはこうゆうものがあったのか、
納得できる内容だと思う。
また、スウェーデンボルグという人物が
とても面白く掘り下げて調べて見たくなる。
18世紀のスウェーデンの科学者・神学者・思想家。
AMAZONで邦訳された著作も何冊かあります。
事の真偽は読まれた方の判断に委ねるとして、
単に読み物としても楽しめます。
間もなく読書の秋、
一読されてみてはいかがでしょうか。
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